大人気漫画「BLEACH」の作者久保帯人先生の新作”BURN THE WITCH”
ロンドンを舞台に”ドラゴン”の保護と管理をしている主人公の魔女2人のお話です。
今回は物語のキーとなる伝説のドラゴン『童話竜』についてまとめました。
他にも、これまで登場したドラゴンの種類も紹介するので、この記事を読めば「BURN THE WITCH」の世界観にもっとのめり込めるでしょう。
※この記事は「BURN THE WITCH」season1の内容を含みます。
「BURN THE WITCH」あらすじ
ロンドンにおける死因の多くは、異形の存在”ドラゴン”が関わっているとされる。
しかし、ドラゴンの姿を見ることができるのは、ロンドンの裏側『リバース・ロンドン』の住人だけ。
そのリバース・ロンドンで、ドラゴンの保護と管理を任されているのが『WB(ウイング・バインド)』という組織。ドラゴンへの直接接触が許されるのは、試験をパスし、このWBに所属した有資格者、魔女(ウィッチ)/魔法使い(ウィザード)だけである。
表ロンドンでアイドルをしているニニー・スパンコールと、高校2年生の新橋のえるはWB所属の魔女。
ニニーは実績のために、のえるは報酬のために、今日もロンドンの裏側を駆け巡る。
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作品紹介「BURN THE WITCH」作・久保帯人
『ドラゴン』とは?
「童話竜」の説明に入る前に、まずは「ドラゴン」についてお話します。
「BURN THE WITCH」の世界における「ドラゴン」は、大きく分けて2種類います。
人々に害を与え討伐対象となる「ダークドラゴン」と、共存可能な善良なドラゴン「ライトドラゴン」です。リバース・ロンドンで”ドラゴン”と言うときは、このライトドラゴンを指すことが一般的のようです。
ライトドラゴンの種類は数多く、そのほとんどがリバース・ロンドンの人々の生活を支える資源となっています。
・繊維→WoolyWally(ウーリーウォーリー)
・鉱物→HammerBack(ハンマーバック)
・発電→Conductor(コンダクター)
・燃料→MatchBox(マッチボックス)
・薬品→BlueAppetite(ブルーアペタイト)
・食肉→MeatBall(ミートボール)
・電波中継→Chariot(チャリオット)
・植物栽培→PlantyPotty(プランティポッティ)
・浄水→ButterCase(バターケース)
・交通機関→ReptLiner(レプトライナー)
・個人乗用→BroomBuggy(ブルームバギー)
一般住民がドラゴンに直接触れることは、たとえライトドラゴンでも刑罰の対象になるので、レプトライナーとブルームバギーは魔女/魔法使い専用となっています。
ニニーとのえるが行動を共にしているマーシャルとワーズワースもブルームバギーです。
『童話竜』とは?
童話竜(メルヒェンズ)とは、リバース・ロンドンの誕生以前から存在すると言われている7頭の竜の事です。
それぞれ童話になぞらえた名前が付けられています。
名前だけでなく、その存在自体がおとぎ話のようで、童話竜に関する情報は伝説レベルのものしかありません。
ダークドラゴンの始祖といわれ、その力は羽ばたきひとつで街を炎の海にしてしまう程で、邪竜指定された永久討伐対象のドラゴンです。
特徴としては、普通のドラゴンが使えないような高度な術が使えたり、特定の条件下で羽化、指が6本といった身体的特徴も他のドラゴンとは異なります。
「童話竜」一覧
7頭の童話竜の特徴、能力をまとめました。
作品の続編が出次第、順次追加していくので、気になる方は是非ブックマークをよろしくお願いします。
シンデレラ
元になった童話:シンデレラ
・夜間のみ成熟する特殊な生態
・興奮するとまき散らす”星灰(スターアッシュ)”
月光で羽化し、夜の間だけ成竜になる“シンデレラ”
成熟した姿は大変美しく、思わず息をのむ神々しさですが、昼間は毛の生え方もまばらで弱々しく、みすぼらしさまで感じます。まさにシンデレラの物語のようですね。
興奮するとまき散らす無数の宝石のような“星灰”は、「触れると全てのものは光に包まれる」と辞書にはありますが、実際は、無数の爆弾により全てのものは塵になります。この術は”シンデレラ”固有のもので、『灰かぶり姫』と訳されるシンデレラが由来になった特徴のひとつです。
“シンデレラ”は星灰のような派手な術の他に、“透明竜鱗(ステルス・スケイル)”という全身が透明になり姿を消す術も使えます。この術は他の童話竜も使える術なのかもしれません。もしかしたら、この透明竜鱗を使うことで、童話竜は普段人々の前から姿を消しているのかもしれませんね。
討伐困難のように思える童話竜にも、弱点はあります。
“シンデレラ”の弱点は、額にある冠状のツノです。これを砕けば、再起不能になります。
とは言っても、星灰で他を寄せ付けず、接近しても透明竜鱗で姿を消す”シンデレラ”です。倒すには射撃が有効です。「BURN THE WITCH」エピソード4で“シンデレラ”を倒したのは、チーフの超遠距離指先射撃でした。
あっけなく倒されたように感じますが、”シンデレラ”が弱かったのではありません。チーフが強すぎるのです。
実際、魔陣隊の長官ブルーノと、笛吹き隊最強(自称)のニニーとのえるだけでは傷ひとつ付けることもできませんでした。おそらく童話竜を倒すには、長官クラス数名の戦力が必要になるようです。
スノーホワイト
元になった童話:白雪姫
魔女の毒リンゴで深い眠りについてしまった美しい白雪姫が、王子のキスで目覚めるおとぎ話『白雪姫』が由来の童話竜。
本編未登場です。
レッドドレス
元になった童話:赤ずきん
赤ずきんが自身のおばあさんになりすましたオオカミに騙され、食べられてしまうおとぎ話『赤ずきん』が由来の童話竜。
本編未登場です。
ゴールデンアックス
元になった童話:金の斧
日本では「金の斧 銀の斧」というタイトルが一般的な、正直者を問う女神ときこりたちの話『金の斧』が由来の童話竜。
本編未登場です。
バブルズ
元になった童話:人魚姫
人間に恋をした人魚姫が、”愛を得られなければ泡になって消える”という忠告を受けながらも、地上での生活を選んだ童話『人魚姫』が由来の童話竜。
本編未登場です。
シュガーハウス
元になった童話:ヘンゼルとグレーテル
森に捨てられたヘンゼルとグレーテル兄妹が、お菓子の家に住む悪い魔女をやっつける話『ヘンゼルとグレーテル』が由来の童話竜。
本編未登場です。
バンド・オブ・アニマルズ
元になった童話:ブレーメンの音楽隊
人間に邪険にされてきた動物たちが団結協力し、新しい生活を手に入れる童話『ブレーメンの音楽隊』が由来の童話竜。
本編未登場です。
おわりに
童話になぞらえた特徴をもつ7体のドラゴン。
なかなか粋な発想ですよね。
これからも久保帯人先生がどんな童話竜を登場させるのかとても楽しみです。
まだ登場していない童話竜の能力を、由来になっている童話から予想するのも楽しいですね。
今回詳しく紹介できなかった童話竜は、情報が入り次第、一覧に追加していくのでブックマークの方よろしくお願いします!
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