作品紹介「カラオケ行こ!」作・和山やま

作品紹介

合唱部の部長として最後の大会を終えた岡聡実は、突然ある男に声をかけられた。
カラオケ行こ!

今回紹介するのは平凡な中学生とヤクザの奇妙な友情(?)物語「カラオケ行こ!です。

どこでどんな人と、何がきっかけで出会うか分からない。あなたのこれからの人生にも、面白い出会いが待ち受けているかもしれませんね。

※この記事にはネタバレが含まれます。苦手な方は、目次から「作品情報」、「登場人物・あらすじ」、「おわりに」を選択するとネタバレせずにこの記事を読むことができます。

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作品情報

カラオケ行こ!

タイトル:カラオケ行こ!(からおけいこ)
【 ☐小説 ☒漫画 ☐アニメ 】
・全2話(前編・後編)、単行本全1巻完結。
・2019年コミティア129にて著者の同人誌として発表された作品に、描きおろしを加えた一冊。
・マンガ大賞2021第3位入賞

著者:和山やま(わやま やま)
・代表作:「夢中さ、きみに。」「女の園の星」
・受賞歴:2020年第23回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 新人賞「夢中さ、きみに。」
2020年第24回手塚治虫文化賞 短編賞「夢中さ、きみに。」

登場人物・あらすじ

登場人物

  • 岡 聡実(おか さとみ)・・・森丘中学校合唱部の部長、中学三年生。毒舌だがなんだかんだでお人好し。
  • 成田 狂児(なりた きょうじ)・・・四代目祭林組若頭補佐、39歳。刺青を彫られるのが怖いヤクザ。

あらすじ

合唱部の部長として最後の大会を終えた岡聡実は、突然ある男に声をかけられた。

カラオケ行こ!

男の名前は成田狂児。四代目祭林組の若頭補佐、いわゆる、ヤクザだ。

ヤクザである狂児が、中学生の合唱大会を見に来ていたのはある目的があった。

組長の趣味で年4回カラオケ大会が開かれる祭林組では、毎回、一番歌が下手だった者に組長自らが刺青を彫る決まりであった。

素人同然の組長が彫る刺青は、痛いうえに絵心が無いため下手だと狂児は言う。

刺青を彫られるのが怖い狂児は、合唱大会の中から一番歌が上手いと思った聡実に声をかけたのだ。

狂児に歌のコーチを頼まれた聡実は、はじめこそ嫌々だったが、段々と、、、

ストーリー

「紅」

狂児の得意な歌は「紅」である(狂児談)。聡実に初めて聞かせたのも「紅」だった。

しかし、合唱部部長の聡実曰く、「紅」は難易度が高いうえに、平均より声が低い狂児には特に無理「一生歌われないほうがいい」という。

センスは悪くないから自分に合った曲を見つけるよう、聡実からアドバイスを受ける狂児であった。

他の歌を歌ってみたり、聡実がリストアップした”狂児に合いそうな曲”を練習するも、狂児はカラオケで毎回「紅」を歌っていた。

結局、狂児がカラオケ大会で何を選曲しようとしたかは不明だが、きっと「紅」を歌っただろう。

もしかしたら、はじめから「紅」以外を歌うつもりなど無かったのかもしれない。

おわりに

中学3年生で合唱部の岡聡実、歌が上手くなりたいヤクザの成田狂児。

はじまりは狂児の独りよがりだったが、嫌々ながらも聡実も少しづつ狂児のことを気にかけるようになる。

中学生とヤクザという住む世界の違う2人に、カラオケを通じて友情が芽生え始める。

そんな奇妙な物語だが、読めば不思議とリアルを感じる。

カラオケ行こ!」単行本1冊完結。
久しぶりに漫画を読む方や、あまり時間がとれない方にもおすすめです。

 

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