作品紹介「葬送のフリーレン」原作・山田鐘人、作画・アベツカサ

葬送のフリーレン 今が旬な記事

「物語の終わり」から始まる、新たな物語の始まり。

今回紹介するのはマンガ大賞2021大賞受賞作品「葬送のフリーレン」です。

※この記事にはネタバレが含まれます。苦手な方は、目次から「作品情報」、「登場人物・あらすじ」、「おわりに」を選択するとネタバレせずにこの記事を読むことができます。

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作品情報

葬送のフリーレン

タイトル:葬送のフリーレン(そうそうのふりーれん)
【 ☐小説 ☒漫画 ☐アニメ 】
・単行本既刊5巻。(2021年8月現在)
・週刊少年サンデーにて2020年4月から連載中。
・マンガ大賞2021 大賞受賞

原作:山田鐘人(やまだかねひと)
作画:アベツカサ
・一つの作品を2人でつくり上げているが、2人は直接会ったことも、電話で話したことも無いという。(2021年3月深夜ラジオにて、担当編集者談)

登場人物・あらすじ

登場人物

  • フリーレン・・・魔王を倒した勇者一行の魔法使い。長い年月を生きるエルフで、魔法を収集が趣味。ドライな性格。
  • ヒンメル・・・勇者で自称イケメン。仲間想いで、困っている人を見過ごせない性格。
  • ハイター・・・僧侶だがお酒が大好き。冒険中も二日酔いで役に立たなかったことはしばしば。
  • アイゼン・・・ドワーフの戦士。エルフほどではないが、人間よりは長生き。寡黙な性格。

あらすじ

魔王を倒した勇者一行。

英雄となった彼らの”その後”は、穏やかに寿命を迎えること。
ただ一人、フリーレンを除いて。

千年もの時を生きるエルフのフリーレンにとって、魔王討伐の冒険の10年間は、人生のたった1/100にすぎなかった。

しかし、そのたった10年が、彼女を変える

その後“の世界でフリーレンは何を感じ、どう生きていくのか。

英雄の軌跡を辿る後日譚。冒険の終わりから始まる新たな旅が幕を開ける。

ストーリー

その後の始まり

魔王を倒した勇者一行は王都に戻ってきた。

王都では英雄たちを称える祭りが開かれ、勇者一行も10年間の旅の終わりを惜しむように振り返っていた。

空にはエーラ流星、50年に一度の流星群が夜空を駆け巡り、平穏な時代の幕開けを祝していた。

10年間の冒険を終えた勇者一行は、それぞれの人生を歩み始める。
それからさらに50年、フリーレンは魔法収集の旅をしていたが、勇者ヒンメルに用事があり王都に戻った。

50年ぶりに会ったヒンメルは、ずいぶん老いぼれていた。それも当然、人間にとって50年は、老いるのには充分すぎる時間なのだから。

ちょうどエーラ流星が1週間後にせまっていたある日、フリーレンは50年前の約束を果たしにかつての仲間を集める。

王都から歩いて1週間、老体3人がフリーレンの案内でたどり着いた場所には、満点の流星群が駆け回っていた。

勇者一行の最後の旅にふさわしい夜だった。

最後の冒険を終え、寿命を迎えたヒンメルの葬儀が王都で行われる。英雄の”最後”に多くの者が駆けつけ、涙を流す。

感情を表に出すことが少ないフリーレンはヒンメルのことを「たった10年一緒に旅しただけで、何も知らない人」と語るが、その目には大粒の涙があふれていた。

ヒンメルの葬送をきっかけに、人間を知ることを決意したフリーレン。

千年もの時を生きるエルフの新たな旅が始まった。

おわりに

長い年月を生き、葬送と出逢いを繰り返すエルフ。

たった10年、一緒に旅をしただけの勇者ヒンメルの死が、フリーレンの”その後”を変える。

彼女が新たな旅の中でみつけるものとは。

亡き勇者へ送る、”その後”の物語。

最も深く、心にしみわたるファンタジーです。

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