「宝石の国」キャラクター&元ネタ鉱物まとめ Part2

宝石の国 元ネタ まとめ記事

市川春子さん原作の「宝石の国」

アニメ化もしたこちらの作品に登場するキャラクター達を、元ネタの鉱物と比較、まとめました。

この記事では原作2巻からの登場順に紹介していくので、1巻までのキャラクターは前記事をご覧ください。

Part1はこちら:「宝石の国」キャラクター&元ネタ鉱物まとめ Part1

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「宝石の国」あらすじ

遠い未来、宝石になった我々は、粉々になっても再生する不死の体を手に入れた。

ダイヤモンド、アメシスト、モルガナイト、、、色とりどりに輝く彼らは総勢28名。

そして、美しい彼らを装飾品として捕らえようと襲ってくる”月人“。

宝石たちは身を守るため、そして、連れ去られた仲間たちのカケラを集めて再生させるため、今日も謎多き月人と果てなき戦いを繰りひろげる。

強く、美しく、そしてもろい。宝石たちのアクションファンタジー。

作品の詳細はこちら↓
関連記事:作品紹介「宝石の国」作・市川春子

硬度と靭性とは

硬度(モース硬度)

硬度(モース硬度)
鉱物の硬さを10段階で数値化したもの。
最も硬いものを10、最も柔らかいものが1である。

靭性

靭性
傷の付きにくさを表すモース硬度に対して、靭性とは、割れや欠けに対する耐性度のこと。

鉱物はそれぞれ、衝撃を加えると特定の方向に割れやすい”劈開“という性質をもっており、思わぬ衝撃で欠けてしまうことがあります。

キャラクター&元ネタ鉱物

レッドベリル

レッドベリル(愛称:レッドベリル)
【初登場】第8話(2巻)
【硬度】7.5
【色】赤色
【仕事】衣装作成

レッドベリルはその名の通り、前回の記事で紹介したモルガやゴーシェと同じベリル(緑柱石)の仲間です。モルガ同様にマンガンを含むベリルですが、レッドベリルは紫がかった深い赤色をしています。

産出地はアメリカのユタ州やニューメキシコ州の鉱山ですが、1カラットを超える大きさのものがほとんど採れないため、これらの鉱山はすでに閉山しています。そのため入手が非常に困難で、ベニトアイト、ロードクサイトと共に「アメリカ三大希少石」と呼ばれています。

アゲート

アゲート
【初登場】第11話(2巻)
【硬度】7

フォスの失った足の代わりとして登場した縞模様が特徴的なアゲートという鉱物。別名はメノウ(瑪瑙)、外観が馬の脳に似ていることからその名が付きました。

世界各地で産出し、内包物によって多彩な色があるアゲートは、コレクターの間でも人気です。

また、石英の結晶が集まってできたアゲートは、目に見えない小さな穴が無数に開いており、人工的に染色が可能であることから、装飾品などの様々な加工品に用いられています。

ネプチュナイト

ネプチュナイト(愛称:ネプチー)
【初登場】第11話(2巻)
【硬度】5.5
【色】黒色
【仕事】戦闘(ベニトと組んでいる)

ローマ神話の海神ネプチューンから名付けられたネプチュナイトの和名は海王石。発見されたとき共産していたエジリンと共に、海の神の名前が付けられました。

主な産出地はアメリカのカリフォルニア州で、ベニトアイトとよく共産します。「宝石の国」でもベニトとネプチーはペアを組み戦っていますよね。本当に相性の良い2人なのです。

イエローダイヤモンド

イエローダイヤモンド(愛称:イエロー)
【初登場】第12話(2巻)
【硬度】10
【色】黄色
【仕事】戦闘(ジルコンと組んでいる)

「宝石の国」に登場する宝石たちの最年長で俊足、落ち着いた性格の優しいお兄さんのイエローダイヤモンド。「黄色いダイヤモンドなんてあるんだ」と思った方もいるのではないでしょうか。

無色のダイヤモンド以外は、カラーダイヤモンドと呼ばれ、そのなかでは実はイエローダイヤモンドが最も多く出現しています。

評価されるカラーダイヤモンドは、イエローの他にもレッド、ブルー、グリーン、オレンジ、ピンク、パープル、バイオレッドの計8色存在します。認定外も含めると12種類のカラーバリエーションがあります。

ジルコン

ジルコン(愛称:ジルコン)
【初登場】第12話(2巻)
【硬度】7.5
【色】黄色
【仕事】戦闘(イエローと組んでいる)

「宝石の国」ではフォスの次に若いジルコンですが、44億年前に誕生した地球最古の鉱物です。

そんなジルコンがペアを組んで闘うのは、最年長のイエローダイヤモンドです。ボルツに弱点として指摘されるほど、ジルコンにとってイエローダイヤモンドは特別な存在です。

さまざまな色があり、強い輝きを持つジルコンは、ダイヤモンドの模造品にも利用される宝石です。実際にジルコンとダイヤモンドは深いかかわりのある宝石のようですね。

オブシディアン

オブシディアン(愛称:オブシディアン)
【初登場】第12話(2巻)
【硬度】5
【色】黒
【仕事】武器制作

“オブシディアン”というと馴染みが無い方がほとんどだと思いますが、和名の“黒曜石”は聞いたことがありませんか?その名の通り闇のように真っ黒な宝石ですが、実はレッド、イエロー、グリーンなどの色も存在します。

「宝石の国」では武器制作が担当のオブシディアンですが、実際、石器時代から矢じりやナイフとして活躍していました。モース硬度は5でガラス同程度と比較的傷が付きやすいので、扱いには注意が必要です。

アメシスト

アメシスト/エイティー・フォーとサーティ・スリー(愛称:エイティとサーティ)
【初登場】第13話(2巻)
【硬度】7
【色】紫色
【性格】
【仕事】戦闘(エイティとサーティで二人一組)

アメシストという名前は「酔わない」というギリシャ語が由来です。ローマ神話では酒の神バッカスが作り出した石といわれています。

エイティとサーティは”双晶“という2つ以上の同種の単結晶がある一定の角度で接合したものです。その中でも、ハート形に接合した“日本式双晶”と呼ばれるアメシストで、2つの水晶が84度33分の角度で接合しています。

そうです、エイティー・フォー(84)とサーティ・スリー(33)の名前はこの角度のことです。
2人の特徴的な髪型も、ハート形の双晶からきているのかもしれませんね。

おわりに

今回は「宝石の国」2巻に登場するキャラクターと元ネタの鉱物をまとめました。

アゲート、オブシディアン(黒曜石)やアメシストは市場にも多く出回っているので、コレクションをはじめようと思っている方は、そのあたりから集めてみてはいかがでしょうか。

次回はコミックス3巻、月人マニアのアレキサンドライトの紹介から始まります。

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