【呑兵衛必読】心地よい夜のお供に小説「夜は短し歩けよ乙女」

こんにちは。miriです。

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本日ご紹介するのは、夜風が心地よくなってきた季節に読みたい小説「夜は短し歩けよ乙女」(著:森見登美彦

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あらすじ

大学のクラブの後輩“黒髪の乙女”に思いを寄せる”先輩”は、「ナカメ作戦」いわゆる、「なるべく彼女の目にとまる作戦」を決行中であった。夜の先斗町で、下鴨神社の古本市で、大学の学園祭で、なるべく彼女の目にとまるように彼女の姿を追いかけ悪戦苦闘していた。

そんな先輩の苦悩はつゆ知らず、黒髪の乙女は偶然の出会いが連続しようとも「奇遇ですね」と言うばかり。はたしてナカメ作戦の成果は如何に。彼女らの行く先先で待ち受ける個性豊かな登場人物たちと、数々の珍事件を乗り越え、先輩の想いは黒髪の乙女へ届くのか。

感想

ナカメ作戦、私もやったことあります。恋している時って、気になる人の一番になりたいけどなれない時期が一番充実している気がします。”先輩”も悪戦苦闘はするものの、“黒髪の乙女”を追いかける様子は、とても楽しそうに感じました。黒髪の乙女もまた、夜の街を軽快に渡り歩く姿はとても自由に見え、どうか彼女はずっと彼女のままでいてほしいと従兄にでもなったような気持ちになりました。

そんなもんだから先輩はなかなか彼女に追いつくことができません。同じ夜に違うストーリーを持つそんな2人の対比を、細かい節に分けて交互に語らせることで、読者に2人の温度感の差がうまく伝わるようになっています。また、そうすることで、黒髪の乙女が密度の濃い夜をテンポよく渡り歩いた感覚と同じになれるのです。

「夜は短し歩けよ乙女」の人気の一つは、作中に出てくる赤玉ポートワインや電気ブランといった長年愛され続けているお酒たちを、黒髪の乙女が見事な飲みっぷりで読者を魅了するとところです。この作品を読むときは、風の入る縁側などでお気に入りのお酒を用意してどっぷりと世界観に浸かることをおすすめします。
おうちで過ごすことが好きな方も、外で飲み歩きたいけど今は我慢という方も、この作品を読んで夜の街を冒険した気分になるのはいかがでしょうか。

アニメ映画版もおすすめ

この小説は、2017年に湯浅政明監督によりアニメーション映画化されています。湯浅監督といえば、「ピンポン」や「日本沈没2020」といった作品も有名ですね。個人的に湯浅作品にはハズレ無しなのはもちろん、アニメーションにより表現される森見ワールドはよりポップでワクワクするものになっています。活字が苦手な方は映画の方をチェックしてみてください。Netflixなどでも配信中です。

森見登美彦のその他おすすめ作品

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冴えない大学3回生は悪友や謎の自由人に振り回され、気になっている孤高の乙女とはなかなか親しくなれずにいる。いっそのこと過去をやり直したいと後悔にかられるうちに迷い込んだのはパラレルワールドであった。「夜は短し歩けよ乙女」の個性豊かな人物たちも登場!

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小学校4年生の少年は研究熱心で好奇心旺盛。ある日街にペンギンたちが現れはじめたことをきっかけに、ペンギン出現の謎を研究することに。歯科医院のお姉さんや友人たちと次々に起こる事件の謎を調べていくうちに少年がたどり着いた結末は!?

ここまで読んで下さりありがとうございます。
少しでも多くの方にこのブログを読んでもらい、お家時間の参考になればうれしいです。
明日からも作品紹介していくので、よろしくお願いします

それでは、また明日!

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